モバイル デバイスの接続
モバイル デバイスでテストを作成して実行する前に、コンピューターおよび Ranorex Studio と接続する必要があります。これには、Ranorex Studio で、デバイスをエンドポイントとして追加する必要があります。
接続タイプ
Ranorex Studio がインストールされているコンピューターに、USB または WiFi 経由でデバイスを接続できます。以下の表は、Android と iOS の接続タイプの違いを示したものです。機能的な制限がなく、信頼性がより高い、USB 接続を使用することをおすすめします。
メモ
コンピューターで、TCP/UDP 31000 ポートの解放が必要です。
Android | ||
USB | Wi-Fi | |
Create tests | ||
Run tests |
||
Start/stop app | ||
Install APK | ||
Deploy (unattended) | ||
Automate system apps |
iOS | ||
USB | Wi-Fi | |
Create tests | ||
Run tests |
||
Start/stop app | ||
Install IPA | ||
Deploy (unattended) |
接続の要件
Android USB 接続
一部の Android デバイスでは、USB デバッグが標準の Windows USB ドライバーでは機能しません。この状態では、Ranorex Studio でテストをおこなえません。このような場合には、デバイスの製造元が提供している、開発者向けの USB ドライバーをインストールする必要があります。
デバイスが Windows 上では認識されているにも関わらず、Ranorex Studio でエンドポイントとして追加できない場合には、この条件に当てはまる可能性があります。
iOS USB 接続
iOS デバイスとコンピューターを USB 接続するためには、iTunes のインストールが必要です。これにより、必要なドライバーが提供されます。
一般的なネットワーク要件と推奨事項
デバイスを電源に接続
接続タイプ (USB/WiFi) に関わらず、デバイスを常に電源に接続してください。
WiFi ネットワーク
WiFiで接続する場合、モバイル デバイスは、コンピューターと同じネットワーク内になければなりません。
USB ハブ
USB で接続する場合、USB ハブの使用は避け、可能な限りコンピューターに搭載されている USB ポートで接続してください。
デバイスの接続とエンドポイントへの追加
メモ
この例では、デバイスを USB で接続しますが、基本的な手順は、WiFi 接続の場合でも同じです。
デバイスをコンピューターと USB で接続
Android デバイスの場合、デバイスが認識されると、通常、短い音が鳴ります。
iOS デバイスの場合、デバイスが認識されると、iTunes が起動します。
また、Windows の設定にもデバイスが表示されます。
デバイスをエンドポイントとして追加
参照
デバイスのエンドポイントとしての追加方法については、Web とモバイルのテスト > エンドポイント > ⇢ Android/iOS エンドポイントの追加 を参照してください。