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Ranorex Parallel Runner

Ranorex Parallel Runner は、WebDriver エンドポイントを介して、Selenium Grid 上で複数の capability のセットを並列実行できるコマンドライン ツールです。Ranorex Parallel Runner は、Excel テンプレート ファイルから capability のセットを読み込みます。

Ranorex Parallel Runner の使用

Ranorex Parallel Runner は、Ranorex インストール ディレクトリの Bin フォルダーにあります。デフォルトでは、C:Program Files (x86)RanorexStudioBinRanorex.ParallelRunner.exe です。

初めて実行する場合には、–help オプションを指定することをおすすめします。使用可能なすべての引数が表示されます。

Help for the Parallel Runner

Usage: ヘッダーの下に、Parallel Runner の 3 つの使用例と、必要な引数が表示されます。

Ranorex.ParallelRunner.exe -c []

まず、capabilities のセットを指定する必要があります。この引数を使用して必要な Excel テンプレートを作成します。必要に応じて保存場所とファイル名を指定できます。デフォルトでは、Bin フォルダーに CapabilitiesMatrix.xlsx というファイルが作成されます。Excel ファイルの操作指示に従って capabilities を定義してください。

Ranorex.ParallelRunner.exe -t  -m  -e  [-o ]

指定した WebDriver エンドポイントで、定義した capabilities のセットを使ってテストを並列実行するには、この引数を使用します。–o 引数は任意です。パスを指定しない場合、Parallel Runner はテスト スイートの実行ファイルがあるフォルダーに parallelRuns というフォルダーを作成します。

Ranorex.ParallelRunner.exe -m  -p [-j]

Excel テンプレート ファイルを並べ替え、Excel ファイルで定義された capabilities のセットによるすべての configurations を表示するには、この引数を使用します。-j 引数は任意です。-j 引数は、出力を JSON に変換します。この JSON は、Ranorex Studio の ⇢ Endpoint configuration の Capabilities JSON テキスト ボックスに入力できます。