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サイレント インストール

サイレント インストールは、ネットワークの異なる物理マシンへの Ranorex のインストールを自動化する方法です。これにより、システム管理者は、Ranorex の環境を迅速かつ効率的にセットアップできます。

インストール パッケージ

Ranorex のセットアップは、Microsoft/Windows Installer (MSI) を使用しています。したがって、標準の MSI コマンドライン引数 をすべて使用できます。コマンド ライン引数は、自己解凍形式の zip ファイル (Ranorex-x.x.x.exe)、および、Ranorex-x.x.x.zip ファイルに含まれる setup.exeRanorex-x.x.x.x.msi のいずれでも使用できます。

システム管理者は Ranorex MSI パッケージをインストールに使用できます。MSI パッケージを含む Ranorex-x.x.x.zip を Ranorex のホームページからダウンロードできます。ダウンロード用のリンクは自己解凍式の zip ファイル (Ranorex-x.x.x.exe) の場所同じです。ファイルの末尾 exezip に置き換えてください。

MSI パッケージを使用して Ranorex をインストールする際には、MSI パッケージの実行前に、Ranorex が必要とするすべてのソフトウェア要件がインストール済みであることを確認してください (ZIP アーカイブに含まれる README.txt または ⇢ システム要件 を参照)。不明な場合には、setup.exe または Ranorex-x.x.x.exe を実行してインストールを開始してください。必要なソフトウェアがすべてインストールされます。

インストール コマンドライン引数

Ranorex をサイレント インストールするには、/quiet (UI 非表示) または /passive (プログレス バーのみ) コマンドライン引数を使用します。

msiexec /i Ranorex-x.x.x.x.msi /quiet
or: setup.exe /passive
or: Ranorex-x.x.x.exe /quiet

サイレント インストールでは、法的な制限のため、Ranorex が必要とするすべてのソフトウェアについて、いずれもインストールされません (必要なコンポーネントをインストールするかどうかを尋ねるメッセージがポップアップ表示されます)。Ranorex が必要とするすべてのソフトウェアもサイレント インストールの対象にしたい場合は、バッチ ファイルの使用などで、それらのソフトウェアを別途インストールする必要があります。

一部の Ranorex の機能をインストールしない場合には、コマンドライン オプション ADDLOCALREMOVE を使用してそれらの機能を選択/選択解除できます

例えば、次のコマンドラインは、Ranorex Studio を除くすべての Ranorex コンポーネントをインストールします。

msiexec /i Ranorex-x.x.x.x.msi ADDLOCAL=”ALL” REMOVE=”RanorexStudioFeature”
or: Ranorex-x.x.x.exe ADDLOCAL=”ALL” REMOVE=”RanorexStudioFeature”

ADDLOCAL または REMOVE のパラメーターとして使用できる機能名 (コンマ区切り) は以下です。

  • ‘MainFeature’ (Core components)
  • ‘RanorexSamples’
  • ‘RanorexStudioFeature’
  • ‘RanorexFirefoxExtension’
  • ‘RanorexIEAddon’
  • ‘RanorexDocumentation’

その他のインストール オプションについては、以下のコマンドで表示される MsiExec プログラムのヘルプを参照してください。(*.exe ファイルの場合には /v オプションが必要です)

msiexec /help
or: setup /v /help
or: Ranorex-x.x.x.exe /v /help

Ranorex ライセンスのインストール

サイレント インストールを完了するには、有効なライセンスをインストールする必要があります。

フローティング ライセンス をインストールする場合は、バッチ ファイル内で XCOPY コマンドを使用して、ファイル Ranorex3_Server.lic (Ranorex 3.x 以降のインストール用) または Ranorex2_Server.lic (Ranorex 2.x のインストール用) を %ALLUSERSPROFILE% フォルダーにコピーします。このファイルは、Ranorex クライアントでフローティング ライセンスを設定したときに作成されます。フローティング ライセンスを実行中のクライアント マシン上で、このファイルを検索してください。

ノードロック ライセンス をインストールする場合は、ライセンス ファイルを生成する必要があります。ライセンス キーの認証に使用される Web アドレスは、ライセンスの購入後に配信されるライセンス メールに記載されています。ブラウザーを開き、認証ページに移動して、ライセンス キーとマシンのホスト名を入力します。Authenticate をクリックすると、ライセンス ファイルをダウンロードできるようになります。ダウンロードしたファイルの名前を Ranorex3.lic (Ranorex3.x 以降のインストール用) または Ranorex2.lic (Ranorex 2.x のインストール用) に変更し、バッチ ファイル内で XCOPY コマンドを使用して、このファイルを %ALLUSERSPROFILE% フォルダーにコピーします。