設定
この章では、Ranorex Studio および各種ツールの設定について説明します。
マシンに保存される設定
ソリューションを開いていない状態で Ranorex ツールの設定にアクセスする場合、各種設定はマシン内のファイルに保存されます。
Machine-stored settings
マシンに保存された設定へのアクセス:
スタンドアローンの Ranorex Spy で、SETTINGS をクリックします。
ソリューションを開いていない状態で、Ranorex Studio スタートページにある、設定 ボタンをクリックします。
Windows スタートメニューから、スタンドアローンの Ranorex Settings ツールを起動します
設定ダイアログ:
ソリューションが開かれていない状態でのタイトル表示
設定がマシンに保存されることを示すメッセージ
ソリューションに保存される設定
ソリューションを開いている状態で Ranorex ツールの設定にアクセスする場合、各種設定はソリューションに保存されます。
Solution-stored settings
ソリューションに保存された設定へのアクセス:
ソリューションを開いている状態で、Ranorex Studio の SETTINGS ボタンをクリックします。
- このボタンから開いた場合、以下のタブ メニューが追加で表示されます。
- 現在のレコーディング
- 現在のリポジトリ
Ranorex Studio ツールバーの 設定 ボタンをクリックすると、通常の設定ダイアログが表示されます。
設定ダイアログ:
現在開いているソリューション名が表示されたタイトル表示
設定がソリューションに保存されることを示すメッセージ
ユーザー設定とソリューション設定
ユーザー設定 は、Ranorex Studio 作業環境に関するユーザー固有の設定を含み、常にマシンに保存されます。
ソリューション設定 は、プラグイン、RanoreXPath の生成、Ranorex Recorder のデフォルト設定といった、ソリューションに関係する設定を含み、異なるシステムやチーム間で共有できます。
User-settings & solution-settings distinction
ユーザー設定 は、通常の書体で表示されます。
ソリューション設定 は、斜体で表示されます。
(日本語版の場合には、設定名の末尾に * 印が表示されます)
ソリューション設定ファイル
ソリューション設定は、ソリューション内の ‘Solution Items’ フォルダーに、Ranorex.rxsettings
というファイル名で保存されます。
Solution settings file
プロジェクト ビューでのソリューション設定ファイルの表示
注意
- フォルダーおよびファイル名は変更しないでください。
- 設定ファイル (
Ranorex.rxsettings
) を削除すると、ローカルマシンに保存されている設定が、テスト実行で自動的に使用されます。 - 設定ファイルを開くと、ファイルは生データの状態で表示されます。この状態での編集は推奨されません。
ソリューション設定ファイルの追加
ソリューションに設定ファイルがない場合、以下の手順で追加できます。
Creating a solution settings file
ソリューションのプロジェクト ビューのツールバーで、ソリューション設定の作成 をクリックします。
ソリューション設定とテスト実行
ソリューション設定ファイル Ranorex.rxsettings
は、テスト プロジェクトの出力フォルダーに自動的にコピーされます。テスト実行ファイルと同じフォルダーに保存されます。これは、ソリューション設定が、テスト実行で使用されるためです。
メモ
- ソリューション設定ファイルの名前は変更しないでください。
- テスト実行ファイルをデプロイする場合には、ソリューション設定ファイルも一緒にデプロイしてください。
ソリューション設定ファイルがテスト実行ファイルと同じ場所にない場合には、ローカル マシンに保存されているソリューション設定が使用されます。
ソリューション設定と Ranorex Remote
リモートでのテスト実行のためにソリューションを選択すると、ソリューションに保存されているソリューション設定が自動的に Ranorex Agent に送信され、テスト実行で使用されます。
ソリューションにソリューション設定ファイルがない場合、Ranorex Agent のマシンのローカルに保存されているソリューション設定が、テスト実行で使用されます。