イメージベース オートメーションの設定
イメージベース オートメーションの設定は、UI 要素の識別をイメージベースでおこなう場合の振る舞いを変更します。全般の設定と、アクションごとの設定があります。
イメージベースの設定
イメージベースのレコーディングのデフォルト値を設定するには、設定ダイアログを開き、’イメージ処理’ タブを選択します。
Image-based settings dialog
最適なものを検索する: オンの場合、最も類似度の高い結果の位置をバリデーションで使用します。オフの場合、使用可能な最初の結果の位置をバリデーションで使用します。 前者はより正確で、後者はより高速です。
類似しきい値 (Similarity): 検索対象のイメージが一致していると見なされる、最小の類似度 (0.0-1.0) を指定します。
Downsize プリプロセスの品質
プリプロセス ステップ: イメージの検索前に適用するプリプロセス ステップを指定します。’Downsize’, ‘Edges’, ‘EdgesSobel’, ‘Grayscale’, ‘Threshold’ が指定可能です。
参照
類似度 (Similarity)、およびプリプロセス ステップは、イメージベース プロパティの一部です。詳しくは、Ranorex Studio アドバンスト > イメージベース オートメーション > ⇢ イメージベース プロパティ を参照してください。
タイムアウト (ms)
バリデーション オプション
これらのオプションは、イメージベース バリデーション (ContainsImage と CompareImage) における、デフォルトのレポート設定を制御します。
Validation アクションのプロパティから、個々のバリデーションの設定を変更することもできます。
Image-based report settings
差分画像のレポート: 実画像と期待画像に差異がある場合に、その差異をレポートに出力します。デフォルトは Never (=出力しない) です。
スクリーンショットのレポート: バリデーシション対象のUI要素のスクリーンショットをレポートに出力します。デフォルトは Never (=出力しない) です。
類似度(Similarity)のレポート: 実画像と期待画像に差異がある場合に、その類似度(Similarity)をレポートに出力します。デフォルトは Never (=出力しない) です。
実画像と期待画像のレポート: 実画像と期待画像に差異がある場合に、両画像をレポートに出力します。デフォルトは On Fail (=バリデーション失敗時に出力する) です。
イメージベース プロパティ
イメージベース プロパティは、アクションで F4 キーを押下して開かれるプロパティから設定できます。イメージベース プロパティは、対応するアクションにのみ影響し、その他のイメージベースの動作には影響しません。
Accessing image-based properties
アクションを選択し、F4 を押下してプロパティを開きます。
アクション プロパティに image-based プロパティがあります。
イメージベース設定ダイアログと、同じ設定項目があります。
Image-based action properties
プリプロセス の設定
類似度 の設定
参照
イメージベース テストについては、Ranorex Studio アドバンスト > ⇢ イメージベース テスト を参照してください。