最初のテストのレコーディング
必要な時間: 6 分
テストのレコーディングを開始しましょう。前の章で決めたアクションを手動で実行し、Ranorex Studio にそれらのアクションを記録させます。
スクリーンキャスト
以下のスクリーンキャストで、この章で説明している内容を確認できます。
レコーディングを成功させるために
Ranorex Studio は、さまざまな環境、テスト仕様、技術的な設定をサポートしています。環境に依存せずに最初のレコーディングを成功させるために、以下に注意することをおすすめします。
レコーディング中には、操作のためにマウスを使用してください
タブレット、タッチパッド、ペンなどの入力デバイスの使用は避けてください。
すべてのステップでクリックしてください
フォームの移動でタブ キーは使用しないでください。
他のアプリケーションを閉じてください
テストに必要のない他のアプリケーションやツールは終了してください。
ユーザー ガイドは別のマシンで参照してください
レコーディング中は、可能であればユーザー ガイドは別のマシンで参照してください。
レコーダーの Pause/Continue ボタンを使用してください
ユーザー ガイドを参照する場合やレコードしたくないアクションを実行するときには、レコーダーの Pause ボタンを使用してください。
ディスプレイのスケール設定を 100% にしてください
Windows のディスプレイ設定から、スケール設定を 100% に設定してください。
テストのレコーディング
Ranorex Studio で、レコーディング モジュール Recording1.rxrec を開いていることを確認してください。また、デモアプリを起動していることを確認してください。RocketStart ソリューション ウィザードを使用してソリューションを作成している場合には、既にこの状態になっているはずです。
MyFirstRecording.rxrec がレコーディング モジュール ビューで開かれています。
デモ アプリで Welcome 画面が表示されています。
RECORD ボタンをクリックしレコーディングを開始します。Ranorex Studio が自動的にデモアプリに切り替え、レコーダー ダイアログが表示されます。
Enter your name テキスト フィールドをクリックし、Harry と入力し Submit をクリックします。
UI 要素のバリデーション
Welcome メッセージに Harry と表示されることが確認できます。ここで、テストで Ranorex Studio がこの内容を検証するように、バリデーションを追加します。
レコーダーの Validate をクリックし、コーディングを一時停止し、バリデーションモードに切り替えます。
Welcome メッセージの上にマウスを移動させると、紫色の枠が表示されます。これは、UI 要素が識別されていることを意味します。この状態でクリックします。
要素の選択ウィンドウが表示されます。バリデートしたい要素のスクリーンショットが、画面右下に表示されていることを確認します。今回の場合には Welcome メッセージのスクリーンショットが表示されていることを確認し、次へをクリックします。
バリデーションの設定ウィンドウが表示されます。ここで、バリデートしたい要素を選択できます。今回の場合には Text が正しく表示されていることを確認します。OK をクリックし、レコーディング モードに戻ります。
レコーディングの停止
レコーダーの Stop をクリックし、レコーディングを停止します。
サマリー
以下の画像は、この章で説明したレコーディングの手順を示したものです。これを参考に、これまでの手順を実行してみてください。