Recorder control center とホットキー
この章では、Recorder control center とホットキーの効果的な利用方法について学習します。
ビューの最大化/最小化
Recorder control center は最大化/最小化できます。ウィンドウ右上のボタンをクリックすることで切り替えできます。
すべてのコントロール、および、最後のレコーディングされたアクションを表示する最大化ビュー
コントロールのみを表示する最小化ビュー
基本機能
Recorder control center には、3 つのボタンがあります。
Recorder control center button-activated controls
Validation mode
- レコーディングにバリデーション アクションを挿入します。
Pause/continue
- レコーディングを一時停止/再開します。
- 一時停止中は、操作の記録はおこなわれません。
Stop
- レコーディングを停止します。
- Ranorex Sutudio に戻ります。
レコーディング中のアクションの追加/削除
最大化ビューの場合、最後にレコーディングされた 4 つのアクションが表示されます。これらのアクションを削除したり、スクリーンショットを確認することができます。
最後にレコーディングされた 4 つのアクションがリストに表示されます。
目のアイコンにマウス オーバーすると、アクションのスクリーンショットを表示できます。
ゴミ箱アイコンをクリックすると、アクションを削除できます。
右下にある Add をクリックし、3 種類のいずれかのアクションを追加することもできます。
Add をクリックし、アクションを追加できます。この間、レコーディングは一時停止されます。
追加可能なアクションは、Message, Screenshot, Delay です。詳しくは、⇢ アクションのリスト を参照してください。
選択したアクションを編集する場所です。編集内容はアクションにより異なります。
このボタンをクリックすると、アクションが追加され、レコーディングが再開されます。
ホットキーの有効化/無効化
ホットキーによって、対応する設定の有効/無効を切り替えできます。
ホットキーの有効化/無効化を切り替えます。
マウス オーバーで、利用可能なホットキーの情報が確認できます。
メモ
ホットキーを有効にしている間、ホットキーで使用されているキー(v, m, t, i) は、キー入力の操作などに使用できません。
大文字の V, M, T, I は、通常通り使用できます。
ホットキー – バリデーション モード
V キーで、バリデーション モードに移行します。Validate ボタンをクリックするのと同じ動作です。
参照
バリデーションについては、Ranorex Studio 基礎 > ⇢ テストのバリデーション を参照してください。
ホットキー – マウス移動のレコーディング
通常は、マウスの移動は記録されません。マウスの移動をレコーディングする必要がある場合には、M キーを使用します。マウスの移動のレコーディングは、以下のような手順でおこないます。
Recording a mouse movement
Introduction タブにマウスを移動し、M キーを押します。
Name テキスト フィールドにマウスを移動し、M キーを押します。
Submit ボタンにマウスを移動し、M キーを押します。
Exit ボタンにマウスを移動し、M キーを押します。
結果:
レコーディングを停止すると、アクション テーブルに 4 つのマウス移動アクションが表示されているはずです。それぞれの移動アクションは、UI 要素にリンクされています。
Recorded mouse movements
ホットキー – ツールチップのバリデーション
T キーで、ツールチップのバリデーションを開始します。
参照
ツールチップのバリデーションについては、Ranorex Studio 基礎 > テストのバリデーション > ⇢ ツールチップのバリデーション を参照してください。
ホットキー – イメージベース レコーディング
I キーで、イメージベース レコーディングを有効化します。
参照
イメージベース オートメーションについては、Ranorex Studio アドバンスト > ⇢ イメージベース オートメーション を参照してください。
認識レベルの変更
ホットキーが有効化されている間、マウス ホイールで、UI 要素の認識レベルを制御できます。簡単な例で説明します。
初期の認識レベル:
- Ranorex Recorder は、レコーディング中、すべての UI 要素を識別します。
- この UI 要素の識別は、レコーディング中、マウスの移動に追随する赤色の枠で表されます。
UI element with red frame
認識レベルの変更:
マウス ホイールをスクロールすることで、UI 要素の識別レベルが変更されます。
Recognition level changes as the mouse wheel is scrolled