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Selenium WebDriver との連携

Selenium WebDriver 連携を利用すると、プラグインやアドオンを追加することなく、Ranorex で作成した Web テストを、異なるブラウザー、OS、マシン上でテストできます。

Ranorex は既存の Selenium WebDriver インフラストラクチャを利用して、以下の環境で Web テストを実行します。

  • Microsoft Internet Explorer, Microsoft Edge, Google Chrome, Mozilla Firefox, and Chromium on Microsoft Windows
  • Apple Safari, Google Chrome, and Mozilla Firefox on Apple macOS
  • Google Chrome and Mozilla Firefox on Linux
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メモ

Web テストはローカルでレコーディングする必要があります。Ranorex Studio が必要なほか、ローカルにインストールされた、Ranorex アドオンが有効化された Web ブラウザーが必要です。また、⇢ エンドポイント リストで、ローカル コンピューターをオートメーション ルートとして設定する必要があります。Ranorex Studio は、Web テストのレコーディングをおこなう環境として、以下の OS とブラウザーの組み合わせをサポートします: Microsoft Windows + Microsoft Internet Explorer, Google Chrome, Mozilla Firefox, Chromium

Selenium WebDriver 連携を使用するための設定の概要

Selenium WebDriver 環境を ⇢ セットアップ します。
Selenium Standalone Server を ⇢ 起動 します。
Ranorex Studio で ⇢ WebDriver エンドポイントを追加 します。
ローカル マシンで Web テストをレコーディングするか、既存のテストを使用します。
⇢ ガイドライン にしたがって、Web テストをレビューします。
WebDriver エンドポイントを ⇢ オートメーション ルート に設定します。
テスト スイートを実行します。

Selenium WebDriver 環境のセットアップ

この章では、基本的な手順のみ説明します。WebDriver 環境の完全なドキュメントについては、Selenium の公式サイト を参照してください。

基本的なセットアップのために、以下が必要です。

  • Java Runtime Environment
  • Selenium Server
    最新バージョンの Selenium Standalone Server を ダウンロード し、フォルダーに配置します。
  • Selenium Server で自動化したい Web ブラウザーのドライバー
    セットアップ方法については、こちら を参照してください。プラットフォームに対応するドライバーをダウンロードし、Selenium Standalone Server と同じフォルダーに配置します。
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メモ

InternetExplorerDriver を正しく動作させるには、いくつかの設定 が必要です。

Selenium Server の起動

エンドポイントを追加する前、あるいはテストを実行する前に、Selenium Server を起動する必要があります。

コマンドライン コンソールを開き、Selenium Standalone Server があるフォルダーに移動し、以下のコマンドを実行します。

java -jar selenium-server-standalone-<version-number>.jar

<version-number> の部分は、ダウンロードした実際の Selenium Standalone Server ファイルのバージョン番号で置き換えてください。コンソール ウィンドウは開いたままにしてください。

Web テストのガイドライン

Selenium WebDriver は、デスクトップ ベースの Web テスト用に Ranorex が提供する Web テスト機能とは異なります。ローカルの Web ブラウザー上で Web テストをレコーディングした後、Selenium WebDriver での実行と互換性を取るために以下の操作を行ってください。

  • Web ブラウザー アプリケーション自体とやり取りするすべてのアクションとリポジトリ アイテムを削除します。
  • ‘Close Application’ アクションを使って Web ブラウザーを閉じます。
  • リリース ノート も確認してください。リリース ノートには、Selenium WebDriver との連携についての、重要な情報が記載されています。