Azure Pipelines エージェントのセットアップ
Azure DevOps パイプラインの実行には、Azure Pipelines エージェントが必要です。Azure Pipelines エージェントは、Ranorex Agent と同じような、スタンドアローンのプログラムです。物理マシンまたは仮想マシンにインストールし、Azure DevOps と接続することで、パイプラインを渡すことができます。
この章では、エージェントのセットアップ方法について説明します。ここでは、Azure DevOps パイプラインでの Ranorex Studio ソリューションの実行に関連する内容のみをカバーします。他のトピックについては、公式の Azure DevOps documentation を参照してください。
エージェントのダウンロード
以下の手順でエージェントをダウンロードします。
Azure DevOps プロジェクトの左下にある、Project settings をクリックします。
Agent pools をクリックします。
利用可能な Agent pool を選択します。Hosted pool または Local pool (デフォルト) から選択できます。
メモ
以降の手順では、Default local pool の使用を想定しています。T.
表示されたエージェント ビューで、New agent をクリックします。
OS として Windows を、OS のアーキテクチャとして x64 または x86 を選択し、Download をクリックします。
ダウンロードした ZIP ファイルを任意のフォルダーに解凍します。
The unpacked agent files.
エージェントの設定
以下の手順でエージェントを設定します。
Config.cmd ファイルをダブルクリックします。
以下のように設定します。
ブラウザーのアドレス バーから、Azure DevOps プロジェクトの URL をペーストします。
authentication type として PAT を使用するため、Enter を押下します。
Azure DevOps アカウントの Security メニューから、full-access PAT を作成し、ペーストします。
注意
生成した PAT は一度だけ確認でき、再生成できません。生成後は、ただちにコピー&ペーストしてください。
Default local pool を選択するため、Enter を押下します。
エージェントの名前を確認または変更し、Enter を押下します。
以前にインストール済みのエージェントを置き換える場合には、Y を押下します。置き換えない場合には Enter を押下します。
作業フォルダーを確認または変更し、Enter を押下します。
エージェントはサービスとして動作させる必要はないため、N を押下します。
Y を押下します。
エージェントの起動
以下の手順でエージェントを起動します。
エージェントのファイルを解凍したフォルダーで、run.cmd をダブルクリックします。
エージェントが起動し、サーバーに接続、実行するパイプラインを受け取るまでアイドル状態になります。