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Azure DevOps プロジェクトと Git repo フォルダーの作成

この章では、Azure DevOps プロジェクト、および Git リポジトリとして動作するフォルダーの作成方法について説明します。リポジトリ フォルダーへの .gitignore ファイルの追加方法についても説明します。

Azure DevOps プロジェクトの作成

最初に、Azure DevOps プロジェクトを作成します。

Azure DevOps アカウントにログインします。
新しいプロジェクトを作成し、各項目を入力します。
Create project をクリックします。

プロジェクトの名前
プロジェクトの説明 (任意)
Visibility を Private に設定
Version control として Git を選択

リポジトリ フォルダーの作成

Azure DevOps 連携を機能させるには、Azure DevOps プロジェクトが、Ranorex Studio ソリューションにアクセスできる必要があります。これには、Git リポジトリとして機能するフォルダーを使用します。このリポジトリ フォルダーには、Ranorex Studio がインストールされているマシン、またはネットワーク上のフォルダーを指定できます。

以下の手順では、ローカルのリポジトリ フォルダーを想定していますが、いくつかの設定をおこなうことで、ネットワーク フォルダーでも動作します。

フォルダーの作成

myProjects という名前のフォルダーを作成し、これを開きます。

Azure DevOps プロジェクト フォルダーのクローン

Azure DevOps プロジェクト フォルダーを、リポジトリ フォルダーにクローンします。

リポジトリ フォルダーで右クリック メニューを開きます。
Git Bash Here をクリックし、コマンドラインを開きます。

Azure DevOps プロジェクトで、Repos をクリックします。
Clone to your computer で、プロジェクト フォルダーの URL をコピーします。
コマンドラインで git clone を入力し、プロジェクト フォルダーの URL を貼り付けます。

Enter を押下し、clone コマンドを実行します。

リポジトリ フォルダーに、Azure DevOps プロジェクト フォルダーが配置されます。

.gitignore ファイルの追加

Git リポジトリに .gitignore ファイルを配置することで、特定のファイルをコミットから除外できます。.gitignore ファイルを配置しない場合でも、Azure DevOps 連携は動作しますが、必要のないファイルがコミットに含まれてしまうことになります。

Note icon

メモ

あらかじめカスタマイズした .gitignore ファイル を用意しています。これをダウンロードして使用することができます。このファイルでは、Azure DevOps のコミットには必要ない、Ranorex Studio のファイルを除外してあります。

.gitignore ファイルを、クローンした Azure DevOps プロジェクト フォルダーにコピーします。
プロジェクト フォルダーで右クリック メニューを開き、Git Bash Here をクリックします。

以下のコマンドを入力します。コマンド入力ごとに Enter を押下します。
git add .gitignore で、.gitignore ファイルをリポジトリに追加します。
git commit – m “initial gitignore commit” で、初回コミットを実行します。
git push で、コミットをプッシュします。

Azure DevOps の Repos ビューを更新すると、プロジェクト フォルダーに .gitignore ファイルが追加されていることが確認できます。